【毎日10分】文章力を鍛え上げるトレーニング5選!

【毎日10分】文章力を鍛え上げるトレーニング5選!

SNSやブログなど…
多くの人が文章を通して自己表現する機会が増えている昨今、文章力を高めたいという人は多いでしょう。

また、メールや資料作成など、社会人でも文章力が発揮される機会は多いです。

そのため、「文章を書くのが苦手…」「文章が分かりづらい」と悩む声も少なくありません。

てす
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そこで今回は、毎日10分でできる文章力を鍛え上げるトレーニング5選を紹介します。

文章力は社会人に必要なスキルのひとつ!

文章力は、社会人に必要不可欠なスキルです。

「そんなに重要?」と思う方もいるかもしれませんが、文章力は社会のあらゆる場面において発揮されます。

文章力が必要となる場面

・企画書やプレゼン資料作成
・ビジネスメール
・議事録
・商品やサービスのキャッチコピー
・広告の文言や構成
など…

上記の場面以外に、リモートワークが普及する昨今は社内外チャットを利用する人も多いですよね。

文章が分かりづらかったり、まとまっていなかったりすると、伝達ミスや相手の時間を奪う原因となります。

スムーズなコミュニケーションを取るためにも、社会人の文章力は大切なのです。

【毎日10分】文章力が高まるトレーニング5選

ここからは、文章力が高まるトレーニングを紹介します。

てす
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毎日10分!コツコツと継続することが、文章力を鍛え上げるコツです。

うまい人の文章を書き写す

文章力をアップさせるのに効果的なのが、うまい人の文章を書き写すこと。

これを『写経』と言い、言い回しや構成方法など、文章のあらゆることが学べます。

まずは、「この文章はすてきだな」「言い回しが分かりやすい」と感じる文章を探してみましょう。

好きな作家の本や新聞、ブログ、SNSなど…魅力に感じる文章は人それぞれです。

1日10分でも写経を続けることで、やがて自分の文章の改善点が見つけられるようになります。

書いた文章を読み返す

書いた文章は、必ず読み返していますか?

文章を読み返すことは、最も重要なポイントです。

言い回しや一文の長さ、漢字・ひらがなの表記方法、ら抜き言葉など…
文章を書いているときには意外と見落としがちです。

文章を書き終わった後に読み返すことで、ささいなミスにも気づけます。

また、読み返すタイミングは書いてすぐでもいいですが、次の日に行うのがおすすめ。

頭の中がスッキリとした状態で読み返すことで、書いたときには見つけられなかったミスが見つけられたりします。

本を読んで読書ノートを書く

読書は、多くの文章に触れる良い機会です。

加えて、読んだ本の内容や感想を読書ノートに書くことで、文章力アップにつながります。

読書ノートにルールはありませんが、限られたページの中で文章を分かりやすくまとめる必要があります。

最初のうちは、要約することや自分の気持ちを文章で書くことに難しさを感じるかもしれません。

しかし、読書ノートを習慣にすることで、文章のまとめ方や分かりやすい表現方法が徐々に身についていきます。

てす
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このトレーニングはすぐに効果が表れるものではなく、習慣化させることが大切!
長い目で見て、コツコツと続けていきましょう。

X(旧Twitter)に短い文章を投稿する

短く分かりやすい文章を書くには、意識することはもちろんですが、練習することも大切です。

そこでおすすめなのが、X(旧Twitter)で情報を発信する方法。

Xは、1投稿につき最大140文字と制限があります。

限られた文字数の中で、必要な情報だけを抜き出し魅力的な文章を作る…
『一文一義』の文章を書くことに慣れるにはぴったりなトレーニングといえます。

『一文一義』とは…?

『一文一義』とは、一つの文章の中に一つの情報だけを書く文章テクニックのこと。
一文一義を意識した文章にすることで、読み手が文章や言葉の意味を正確に理解しやすくなります。

一文一義の文章◎
「彼女は手に赤いリンゴを持っています。」

彼女が手に持っているものは”赤いリンゴ”であり、それ以外に余計な情報が含まれていません。
リンゴという要素が明確であることから、イメージしやすいですよね。


一文一義ではない文章✕
「彼女はリンゴを持っています。」

何色のリンゴを持っているのかが不明確であるため、この文は一文一義ではありません。
リンゴの色が赤いのか、緑なのか、黄色なのか、複数の可能性が考えられます。
このように、具体的なイメージが不足していることから曖昧さが残ってしまいます。

ブログを書く

文章のトレーニングとして、ブログを書いてみましょう。

ブログはSNSとは異なり、読み手を第一に考えた文章を意識する必要があります。

自分が普段当たり前のように使っている言葉や知識を、必ずしも他の人が知っているとは限りません。

そのため、読み手を意識していない文章を書いてしまうと、伝わりにくい内容になってしまいます。

構成や言い回し、言葉のまとめ方など、客観視しながら文章を書くことで文章力は徐々にアップしていきます。

テーマは趣味や興味があることなど…継続して書けるようなものがおすすめです。

文章力のトレーニングにおすすめの本4選

文章力を高めるために、文章について学べる本を読むのもおすすめです。
ここからは、文章力を高めるのに役立つおすすめの本を紹介します。

『新しい文章力の教室』

この本のポイント

・すぐに活用できる文章の基本ルールが学べる
・企画書、報告書、レポート、ブログ、SNSといったあらゆる文章づくりに役立つ
・文章力アップが期待できる

大手ニュースサイト”ナタリー”で実践している文章の書き方が学べる本です。

主眼の設定方法や骨子の構成の仕方といった文章の基本的なことはもちろん、伝わりやすい文章の書き方が分かりやすく学べます。

文章力を向上させたいと考えている方に読んでいただきたい、おすすめの一冊です。

  • 著者:唐木 元
  • 出版社:インプレス
  • 発売日:2015/8/7

『書く習慣~自分と人生が変わる一番大切な文章力~』

この本のポイント

・”他人のため”ではなく”自分のため”に書く方法が学べる
・『書く』ことを習慣にするためのコツが学べる
・自分の文章に不安を抱いている全ての人に『書く』ことに対する考え方を教えてくれる

SNSやブログ、noteなど…多くの人が文章を通して自己表現する機会が増えている昨今、「自分もやってみたいけれど、文章力に自信がない」と悩む人も多いでしょう。

この本では、正しい文章の書き方を教えてくれる指南書とは異なり、気持ちをそのままつづることの楽しさを教えてくれます。

『書く』ことに悩んでいる人やこれから『書く』ことを始めたい人に『書く』ことへの勇気を与えてくれる一冊です。

  • 著者:いしかわゆき
  • 出版社:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売日:2021/8/31

『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』

この本のポイント

・この1冊で、100冊分の文章術の重要スキルが身につく
・文章の書き方をベスト40位までのランキング形式で紹介
・チャットやメール、ブログなど…分かりやすい文章を書くためのポイントをギュッと凝縮

文章術のノウハウが1冊に凝縮された決定版ともいえる本です。

100冊分の本の著者が述べているポイントが具体的に記載されており、分かりやすく説明されています。

「この種の本は多すぎて、どれを読んだらいいか分からない」という方は、手引き書として重宝すること間違いなしです。

また、文章力アップのために何をすべきか悩んでいる方にも一度読んでいただきたい1冊です。

  • 著者:藤𠮷 豊/小川 真理子
  • 出版社:日経BP
  • 発売日:2021/1/8

『伝わる!文章力が身につく本』

この本のポイント

・「書いた文章が伝わらない」という悩みに役立つコツやテクニックを80個収録
・文章を書くにあたっての基礎が学べる
・メールやチャット、ブログ、企画書、レポートなど…明快な文章が書けるようになる

学校では教えてくれない、文章の書き方の基本が学べる本です。

読点の打ち方や文章中の”は”と”が”の使い分け、こそあど言葉の注意点など…
文章の原理原則が細かく念入りに書かれている点がこの本の魅力。

普段ついつい使っている言葉が、実はふさわしくないことに気づかされるかもしれません。

言い回しに悩んだときや、文章がうまくまとまらないときなどの辞書代わりとしても重宝します。

  • 著者:小笠原 信之
  • 出版社:高橋書店
  • 発売日:2011/1/31

まとめ

今回は、毎日10分でできる文章力を鍛え上げるトレーニング5選を紹介しました。
文章力が高まるトレーニングは、以下の通りです。

文章力は、社会人に必要不可欠なスキルのひとつです。

資料作成やメール、議事録など、社会のあらゆる場面において文章力は発揮されます。

本記事を参考に、毎日少しずつトレーニングを実践して文章力を鍛え上げましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。