誰でも簡単に始められるWebライターですが、初心者でも案件を獲得できるのか不安に思う方も多いのではないでしょうか？
初心者Webライターが案件を獲得する方法はいくつかあり、案件の選び方も重要なポイントとなります。
そこで今回は、初心者Webライターに向けた案件の獲得方法について、選び方とあわせて解説します。
そもそもWebライターってどんな仕事？
Webライターは、インターネット上のコンテンツ（記事）を執筆する仕事です。
執筆対象は、個人や企業が運営するブログ記事や商品・サービスの説明記事、ニュース記事など幅広いです。
読者のニーズに合ったコンテンツを提供する必要があるため、情報を得やすい文章や構成にしたり適切な画像を挿入したりといった、いわゆる”Webライティング”の知識が求められます。
そんなWebライターの仕事は、パソコンやネット環境さえあれば始められるため、子育て中の方や大学生、会社員の副業としても人気があります。
初心者Webライターの案件の選び方
Webライターとして活動するには、まずは仕事がなければ始められません。
そこで大切なポイントとなるのが、案件の選び方です。
ライティング案件は初心者向けのものも多くありますが、選び方を誤ると悪質な案件にハマってしまう危険も…。
良質な案件を獲得するために、以下では初心者Webライターの案件の選び方を紹介します。
文字単価0.5円以上の案件を選ぶ
案件を選ぶ際は、最低でも文字単価0.5円以上の案件を選ぶことが重要です。
案件によっては文字単価0.1円以上のものもありますが、あまりにも文字単価が低すぎては労力に見合いません。
初心者であっても、プロフィールや提案文が充実していれば採用される可能性は大いにあるため、文字単価0.5円未満の案件への応募は避けましょう。
長期継続の案件を選ぶ
長期継続の案件を選ぶことも、案件を選ぶ際に参考にしてもらいたいポイントです。
長期継続の案件を選ぶことで、以下のようなメリットがあります。
- 案件が終了する度に、新しい案件を探す手間が省ける
- クライアントと信頼関係が築けて、仕事がスムーズに進められる
- 単価交渉がしやすくなり、報酬アップにつながる可能性がある
- 案件が終了したとしても、次の案件を紹介してもらえる可能性がある
上記のように、長期継続の案件を獲得することには多くのメリットがあり、Webライターとして安定した収入を得ることにもつながります。
とはいえ、実績がないまま長期継続の案件ばかりに応募しても採用される確率は低いです。
まずはタスク案件を数件こなして実績を作ってから、応募することをおすすめします。
タスク案件とは、基本的に短期間で完了できるプロジェクトや単発の案件のことです。
報酬が低い分、クライアントとのやり取りが不要で、誰でも気軽に参加することができます。
案件の内容としては、口コミ・アンケート調査やSNSに投稿する文章の執筆、簡単なブログ記事の執筆などがあります。
マニュアルやサポートがある案件を選ぶ
初心者のうちは、『マニュアルあり』『サポートあり』と書かれている案件を選ぶのがおすすめです。
案件によっては初心者でもミスなく執筆ができるように、見出しや基本的な構成の作り方、文章の書き方などが丁寧に書かれたマニュアルを用意してくれているところも多くあります。
安心して執筆作業ができることはもちろん、実績を積みながらWebライティングのスキルを身につけることができます。
自分の知識が活かせる分野の案件を選ぶ
自分の知識が活かせる分野の案件があった場合は、積極的に応募しましょう。
案件によっては『不動産会社での経験がある人』や『金融業に関する知識がある人』など、特定の分野においてWebライターを募集しているものもあります。
こういった専門の知識や経験が必要になる記事執筆の場合、一般的な記事執筆の案件に比べて文字単価が高い傾向にあります。
また、求められている知識・経験があれば初心者でも採用してもらえる可能性があるため、臆せずに応募してみましょう。
初心者Webライターが案件を獲得する方法
ここからは、初心者Webライターが案件を獲得する方法を具体的に解説します。
①クラウドソーシングサイトで案件に応募する
一般的にも多いのが、クラウドソーシングサイトに登録して案件に応募する方法です。
そもそもクラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したいと考えている企業や個人事業主（＝クライアント）と仕事を受注したい人（＝ワーカー）をマッチングさせるサービスのこと。
初心者向けの案件も多く、Webライターとしての経験や実績を積むのに最適です。
特に以下の2社は国内最大手であるゆえ、登録しておくとよいでしょう。
②フリーランスエージェントを活用する
2つ目は、フリーランスエージェントを活用する方法です。
フリーランスエージェントのメリットはクラウドソーシングサイトよりも高単価な案件が多いことに加えて、エージェントの担当者が自分のスキルに合った案件を提案してくれること。
営業が苦手で、なかなか案件が受注できないWebライターにとっては非常に頼もしい存在といえます。
ですが、完全な初心者Webライター向けではないため、ある程度クラウドソーシングサイトで実績を積んでから活用することをおすすめします。
③Webメディアに直接応募する
3つ目は、Webメディアに直接応募する方法です。
Webメディアのライターの求人募集によっては初心者OKなところが多くあり、中にはライティングスキルよりも特定の分野における知識や経験を求めているところもあります。
ネット検索で『webメディア ライター募集』『webライター 募集 未経験』というキーワードを入れると多くの求人募集のページが出てくるため、一度チェックしてみるとよいかもしれません。
④ブログやSNSから案件を受注する
4つ目は、ブログやSNSから案件を受注する方法です。
ブログを開設している場合は、問い合わせフォームなどの窓口を設置することで仕事を依頼してもらえる場合があります。
また、最近ではTwitterなどのSNS上でWebライターを募集している企業も多いです。
自分にできそうな案件を見つけた場合は、DMを送ったりコメントをしたりして応募してみましょう。
初心者Webライターが案件を獲得する際の注意点
初心者Webライターが案件を獲得する際には、いくつかの注意点があります。
それらの注意点について、一つずつ確認していきましょう。
自分の能力を理解したうえで受注する
まず一番注意すべき点は、自分の能力を理解したうえで仕事を受注するということです。
自分のキャパシティが分からないまま案件を取れるだけ取ってしまうと、いつしか処理しきれないほどの案件を抱えてしまう可能性があります。
そうなると、納期に遅れてしまったり納品ができても質が低い記事になってしまいクライアントに迷惑をかけてしまうことに。
最初は自分の状況に応じながら案件を受注し、慣れてきたら徐々に案件数を増やしていくとよいでしょう。
実績として公開してよいか必ず確認する
自分が執筆した記事だからポートフォリオに載せたい、と思う人は多いかもしれません。
ですが、執筆依頼を受けた際の契約次第では”著作物および著作権はクライアントのもの”になるため、あらかじめクライアントに確認する必要があります。
もしもクライアントに確認せずに実績として公開・掲載した場合、契約違反になる可能性も…。
大きなトラブルの原因になりかねないため、掲載方法やその内容を伝えたうえで、事前にクライアントに確認しましょう。
直接契約にはトラブルのリスクがある可能性も…
クラウドソーシングサイトやフリーランスエージェントを介さずに仕事を受注する、いわゆる直接契約の場合はトラブルのリスクがあるため、注意が必要です。
もしも直接契約でトラブルが発生した場合は、全て自分で対応しなければなりません。
契約書を必ず結び、しっかりと内容を確認することはもちろんですが、いつでも相談できるwebライターの仲間を作ったり、コミュニティに参加したりしておくと安心です。
初心者のうちは実績作りが大切
特別なスキルがなくても始められるwebライターですが、初心者のうちは実績作りが大切。
まずは簡単なタスク案件を数件こなすことを目標にしましょう。
初心者向けの記事執筆であれば、1記事にどれくらいの作業時間を要するのかを知る物差しになります。
まとめ
今回は、初心者Webライターに向けた案件の獲得方法について解説しました。
誰でも始めやすWebライターは、初心者でも応募できる案件は多くあります。
本記事で紹介した『案件の選び方』を参考に、自分にできそうな案件を見つけた際は積極的に応募してみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
