未経験からWebライターになる方法は?始め方と注意点を紹介

未経験からWebライターになる方法は?始め方と注意点を紹介

「未経験からWebライターを始めてみたいけれど、始め方が分からない…」という方は多いのではないでしょうか?
Webライターはパソコンとネット環境さえあれば、場所問わず働くことができます。
また、未経験でも始めやすいことから、子育て中の方や学生に人気があり、副業として始める方も多い仕事です。
そこで今回は、未経験の方に向けてWebライターの始め方を紹介します。

Webライターってどんな仕事?

Webライターは、WebサイトやブログなどのWeb上に掲載するさまざまな文章を作成する仕事です。

とは言っても、ただ文章を書くだけがWebライターの仕事ではありません。

文章を通して多くの読者の関心を引きつけることが重要であるため、キーワードの適切な使用や内部リンクの配置、読みやすさや情報の整理といった”Webライティング”の知識が大切です。

そんなWebライターが執筆する記事は、以下の通りさまざまな種類があります。

  • 個人や企業が運営するブログ記事
  • 企業の紹介ページや商品・サービスの説明ページなどのWebコンテンツ
  • 広告文などのキャッチコピー
  • ニュース記事
  • 企業のSNS(TwitterやInstagram)に掲載する記事

また、執筆する記事の分野も数多くあり、子育てやビジネス、美容、旅行など…幅広いです。

Webライターとして活躍する人の多くは、自分が得意とする分野があり、その分野に特化した知識や専門性を高めて案件を獲得しています。

未経験のうちはあらゆる分野に挑戦し、ゆくゆくは自分が得意とする分野を見つけられるとよいでしょう。

未経験からWebライターになる方法2選

未経験からWebライターになる方法は、2つあります。

以下では、それぞれの方法について詳しく説明します。

正社員ライターとして企業に就職する

一つ目は、正社員ライターとして企業に就職する方法です。

執筆する記事としては、主にその企業が運営する情報メディアの記事や求人広告の紹介記事、自社商品・サービスの紹介記事などが挙げられます。

フリーランスのWebライターと異なる点は、正社員ライターの場合、チームで働くケースが多いということ。

ディレクターやデザイナーと直接コミュニ―ケーションを取りながら質の高いコンテンツを作ることは、貴重な経験となるでしょう。

フリーランスになる

二つ目は、フリーランスとして個人でライティングの仕事を受注する方法です。

働く場所や時間に捉われることなく自由に働けるため、子育て中の方や学生からも人気があります。

報酬については、「1文字〇円」と文字単価によって決められているケースが多く、最初のうちは低いと感じるかもしれません。

ですが、スキルが身につけば大きなアピールポイントになり、収入アップも見込めるため、コツコツと継続することが大切です。

てす
てす

私は未経験から正社員ライターになり、現在はフリーランスとして活動しています!

未経験でもできる!Webライターの始め方9ステップ

ここからは、フリーランスのWebライターの始め方9ステップについて、それぞれ具体的に解説していきます。

①必要なものを用意する

まずはWebライターに必要なパソコンとネット環境を用意しましょう。

パソコンは、高性能なスペックである必要はありません。

強いて言えば、クライアントのさまざまなニーズに応えられるよう、Officeソフトが使えるパソコンであると安心です。

また、Googleドキュメントでの記事提出を求められたり、Googleスプレッドシートでやり取りをしたりとGoogleのサービスを利用する機会も多くあるため、Googleアカウントをあらかじめ作成しておくとよいでしょう。

②Webライターに関する知識を身につける

何も知識がないまま、いきなり仕事を取りに行くのは非常に難易度が高いです。

クライアントからしても、知識がない人に仕事を依頼するのは不安ですよね。

しっかりとWebライターとして必要な知識を身につけてから、次のステップに進みましょう。

押さえておきたいポイントは、以下の3点です。

  • Webライターの基礎知識
  • Webライティングの基礎知識
  • SEOに関する知識

Webライターにとって、ライティングスキルは一番大切なもの。

最近はWebライターに関する本も多く出版されており、手軽に知識やスキルをインプットできます。

上記のポイントが押さえられる本を以下の記事でまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

③ブログを開設する

ある程度Webライターとしての知識が身についたら、次は自分のブログを開設して実践してみましょう。

無料ブログでもよいですが、案件によってはWordpressが使える人を優遇するケースもあるため、WordPressでブログ開設するのがおすすめです。

また、ブログはスキルや実績をアピールする材料にもなります。

自分の文章力がしっかりと伝わるよう、誰にでも分かりやすい文章に仕上げましょう。

④クラウドソーシングサイトに登録する

ブログを開設して実際に何記事か執筆したら、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。

クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したいと考えている企業や個人事業主と仕事を受注したいワーカーをマッチングさせるサービスのことです。

数多く存在するクラウドソーシングサイトの中でも、特に以下の2社をおすすめします。

どちらも最大手であるゆえ、ライティング案件の件数が多く、初心者や未経験の人でも仕事を見つけやすいです。

また、「クライアントとのやり取りでトラブルがあったらどうしよう…」という方でも、仕事の発注主との間に仲介に入ってくれるサポートもあるため、安心して仕事を受けることができます。

⑤プロフィール欄を充実させる

クラウドソーシングサイトに登録したら、プロフィール欄を充実させましょう。

クライアントはプロフィール欄を読んで、数多くの応募者から採用する人を決めます。

そのため、 プロフィール欄は空欄がないよう、できるだけ埋めることが大切です。

そして、自分のブログなどのポートフォリオも掲載することを忘れないようにしましょう。

⑥案件に応募する

プロフィール欄が完成したら、ライティングの案件に応募していきましょう。

初心者の方が選ぶべき案件のポイントは、以下の通りです。

  • 最低でも文字単価0.5円以上
  • マニュアルがある案件
  • 長期契約ができる案件

案件によっては文字単価0.1円以上のものも多くありますが、あまりに低すぎる単価は労力に見合いません。

プロフィールが充実していて、かつブログなどのポートフォリオがあれば初心者であっても採用されるため、文字単価0.5円未満の案件は応募しないことをおすすめします。

また、マニュアルがある案件であれば、実績を積みながらWebライティングのスキルを身につけることができます

⑦テストライティングを行う

案件への応募後、場合によってはテストライティングを行うこともあります。

テストライティングとは、正式な仕事の依頼を行う前にWebライティングのスキルや能力を評価するためのテストです。

このテストライティングでは、記事の内容や質はもちろん、納期をきちんと守れるか、与えられた仕事をしっかりこなせるかということが見られます。

たかがテストライティングだからと手を抜かずに、質の高い記事を納品できるように意識しましょう。

⑧ライティング案件を受注・執筆する

見事テストライティングに合格したら、本格的に仕事を受注することになります。

クライアントから提示された記事の内容や文字数、マニュアルに沿って記事を執筆しましょう。

文書の書き方や記事の構成などで少しでも不明点がある場合は、クライアントに質問や相談をして解決させることが大切です。

くれぐれも自己判断で進めないようにしましょう。

⑨執筆した記事を納品する

記事の執筆が完了したら、クライアントの指示に従って納品しましょう。

納品方法はクライアントによって異なり、WordもしくはGoogleドキュメントで納品、Wordpressに入稿して納品…とさまざまです。

また、記事を納品する前に今一度、以下のポイントを確認しておきましょう。

  • 誤字脱字チェック
  • 文章は明確で読みやすいか
  • クライアントが指定したフォーマットやレイアウトに従っているか
  • 他のソースからの引用や画像は著作権・著作権法に違反していないか…など

納品した後に、クライアントから修正依頼が来ることもあるため、その場合は速やかに対応する必要があります。

そして、納期は必ず守りましょう。

初心者のうちは執筆に時間がかかって、納期ギリギリになることもあるかもしれません。

できれば納期に余裕を持って取り掛かり、前倒しで提出することが望ましいです。

万が一納期に間に合わない場合は、なるべく早めにクライアントに連絡しましょう

未経験からWebライターになる際の注意点

特別なスキルがなくても始めやすいことから、副業としても人気なWebライター。

ですが、Webライターとして軌道に乗る前に諦めてしまう人も少なくありません。

以下では、未経験からWebライターになる際の注意点について解説します。

初めから稼ぐことは難しい

Webライターは未経験からでも始められる仕事ですが、初めから稼ぐことは難しいです。

Webライターの仕事は納品した記事に対して報酬が支払われるため、記事を書かなければ収入を得ることはできません。

また、最初のうちは情報収集や記事を執筆することに時間を取られてしまい、労働に見合った収入を得られない可能性も十分あり得ます。

ですが、数をこなすことで徐々に慣れてくるため、「今だけ…!」という気持ちで続けることが大切です。

楽にできる仕事ではないことを心得ておく

前述したように、Webライターは特別なスキルがなくても始めやすい仕事ですが、楽にできる仕事ではないことを心得ておきましょう。

Webライターとして案件を受ける場合、記事の構成やテーマが既に決められているケースが多いです。

テーマによっては、初めて知る内容もあるかもしれません。

また、他のサイトからのコピー&ペーストは絶対に避けなければならないため、調べた情報を自分なりの言葉で分かりやすくまとめる必要があります。

一見シンプルな作業に思えますが、想像以上に難しいのです。

スキルを身につけるためには継続することが大切

Webライターとしてのスキルを身につけるためには、継続することが何よりも大切です。

Webライターが身につけたいスキルは、ライティングスキルをはじめ、SEO知識やWordpressの知識などいくつかあります。

もちろん、仕事と並行して本や動画などで日頃からインプットすることも大切ですが、効率的に身につけるにはたくさんの案件に取り組むのが一番です。

スキルアップができれば収入アップにもつながるため、どんどん実績を積んでいきましょう。

以下の記事では、スキルアップにも役立つ資格を紹介していますのでご参考ください。

まとめ

今回は、未経験の方に向けてWebライターの始め方を紹介しました。

Webライターは特別なスキルがなくても始めやすいゆえ、子育て中の方や学生からも人気があり、副業として始める方も多い仕事です。

最初のうちは報酬を得るのに時間がかかってしまいますが、スキルを身につけることで収入アップが期待できます。

まずはブログを開設して、クラウドソーシングサイトに登録、案件に応募することから始めてみましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。